AIで仕事がなくなったら・・・読書記録

何かと話題のAI(人工知能)

AIの進化が進むのは自明のこととして、知りたいのは社会がどうなるか。

関心があるのは、自分が生きている間にどのくらい変わるのか?

とりわけ「AIの普及で仕事が極端に減った場合の経済はどうまわるのか?」

ぶっちゃけていえば、「仕事をしないで生活費はどこから?」

技術論ではなく、具体的な暮らしがどう成り立つのかが知りたかった。

というわけで、読んだのはこれ

アマゾンの出版社の紹介文はこちら

「AIが発達すると、2030年以降には人口の1割しか働かない世界が有り得る――!?」 そんなショッキングな推計をするのが、経済学から見た人工知能研究の第一人者・井上智洋氏です。失業した人類はAIに働いてもらって遊んで暮せるのでしょうか? はたまた、一部の富める人と貧しい労働者との格差が広がる悪夢が訪れるのでしょうか? 今後の経済の未来について、技術の紹介から経済の分析まで、優しい語り口でお答えします

と、内容はこんな感じですが、知りたかったことは

「BIのあるAIはユートピアをもたらすでしょう」と本の最後の言葉にありました。

BIつまりベーシックインカム、すべての人が無条件でもらえる年金みたいなものを支給し、労働しなくとも生きていけるくらいの収入を保証するってこと。

これについては前にも聞いたことがあったので、新味は無い。

むしろ「ユートピアとなるほどうまく移行できるとは思えない」という気持ちが強くなった。

最終章のこの予想通りの終わり方で(せっかく面白く読めた)前半の記憶はほぼ無くなりました(笑)

でも、パラパラっと読み返すと、やっぱり興味深い本。

ちょこっと真面目に社会の変化について知りたい旨にはちょうどいい本です。

文系人間にはうってつけ。

しかし、最後の最後「おわりに」がくすっと笑える、というかズッコケるというか(笑)

ジョルジュ・バタイユを引用しているのんですが、こんなに軽くバタイユを語っている文章を初めて読みましたよ(笑)

いやこれはもうわかりやすい。

しかし、バタイユ的「至高性」を一般ピーポーが獲得できるとは到底思えませんな。

ということで、次に読みたいのは、

『AIに仕事を奪われ、生きていくのには充分だが、贅沢ができるわけではない程度の収入を保障された人々がどう生きるのか』を示してくれる本。

一説には、大多数の人がタダみたいな金額で遊べる超面白いゲームで時間つぶしをするとか・・・

それってユートピアなの?

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