30年ぶりのユーロスペース 男ってやつは~

大学生だったころ渋谷のユーロスペースに通っていました。

それがすごくカッコよいことだと思って、作品が変わるたびに行っていた青い頃(笑)

レオス・カラックスを知ったのもここ。

「ボーイミーツガール」からだから筋金入り(笑)

その後15年ほど東京を離れたこともあって、ご無沙汰でしたが、

昨日思い立って選んだタイトルがユーロスペース上映だったで、30年ぶりに行ってみました。

十年以上前に移転した現在地は、文化村近くのラブホテル街のなか。

50過ぎのおばさんにはちょっと敷居が高かったけど、客層は老若男女雑多で案ずることもなかったです(笑)

ここの客層はやっぱりちょっとオモシロイ。

甘き人生パンフレット

観たのはイタリア映画「甘き人生」

9歳で母を亡くしたせいで、「甘き人生」を送り損ねた男の話なんですが、

求めていた大人の映画を堪能できました。

ついでにイタリアブルジョア家庭のインテリアも。

深いけど単純?

結局はイタリアの女性はカッコいいというのと

そんな女に育てられた男がマザコンになるのは当たり前じゃんというのが、わたしの身も蓋もない感想(笑)

それでなくとも男は「喪失」に弱いのよね~。

母を突然失った哀しみ(理由も知らされない)から自分を守るために、30年間人を愛することなく生きてきたっていう。

そのおかげでひとかどの仕事を成し遂げられたんなら、それはそれでいいんじゃないと私なんかは思ってしまうのだけど・・・

しかし「母を突然無くした柔らかい心をもった少年の僕」っていうのは格別なんだろうねと(笑)

そこが琴線ふれたのか、隣で観ていたインテリ風のおじいさんが嗚咽していましたよ!

屈折した心を抱えての30年は長いけれど、わたしがユーロスペースに30年ぶりに行ったことを思うと、それほど長くもないかというのが正直なところ・・・

イヤイヤ、30年と言ったら人生の半分くらいか・・・否三分の一?それも人それぞれですな(笑)

全ての役者さんが良い!

大人のヨーロッパ いい映画ですよ!

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