子宮摘出後のセックスと退院後ー巨大子宮筋腫 私の場合11 

20㎝超えの巨大子宮筋腫に気づいたときから摘出手術までの経験談。
全12回 目次はこちら→ 「巨大子宮筋腫 私の場合 目次」

今回は11話 子宮摘出後のセックスについてと退院後の生活の様子です。

子宮を摘出したらセックスってどうなるの?

いきなりですが、まずは気になる子宮摘出後のセックスについて。

子宮筋腫といっしょに子宮も全摘となることがあります。

子宮という大事な臓器を取ってしまったら、セックスってどうなるの?

これはとても大切なことです。

でも、医者に自分から聞けます?

わたしは聞けませんでした・・・

医者からは手術前にさらっと告げられました。
「性生活に支障はありません」って・・・それだけ・・・

「もう全然関係ないでしょ」って思われた?

医者は「支障なし」って言ったら「それで説明は充分だ」と思うわけ?

しかし、それじゃわかりません!

そこで手術前に本を探し、ネットで検索し、友人の女医に聞き・・・それで得た知識です。

まず結果、

医者に直接告げられた通り「セックスに支障なし」と言い切って良いと思いました。

なぜなら、

子宮(を取ったあと)と膣の境目は縫合されているので、射精後の精子は全て膣から体外に出てしまう。

卵巣を残し排卵があったとしても、セックスで精子とは出会えないので、受精することはない。
子宮外妊娠なんてのも起こりえない。

「濡れる」という感覚も、あれは膣内分泌物であり、子宮は関係ない。

ただし、感じ方に関しては、「?」です。

子宮で感じるなんてことは無いから、理論的(?)には変わり無し

ではあるけれど、なにぶん人それぞれセックス観ってありますものね。

精神的なものって、意識の有る無しに関わらず影響があってもおかしくないんじゃないかな・・・と個人的には考えます。

ちなみにこれもネット検索の結果ですが、男性側からは「わからない」そうです。

つまり、子宮が無くても男は気付かない。

手術したことを知っている相手だったら、「わかる」気になってしまうかもしれませんけどね。

ざっくりと「子宮が無くってもセックスに支障なし」と言ってしまっていいと思いません?

少なくとも物理的(理論的?)には変わりない。

が、意識次第で変わるように思う。

「その程度の違い」だとわたしは思います。

ただし、再開時期はしっかりおいて。

その点についても私の医者は言ってくれなかったのですが、ネットの検索結果から、「手術から一か月以上たって、傷が落ち着き、心身ともに大丈夫と思えたとき」と理解しています。




退院~2週間後の検診 

入院の後半は病院の中を自由に歩きまわっていので、家に帰っても楽勝、そんな軽い気持ちでいました。

実際に帰ったその日は、家族も気を使ってくれるし、家事もほどほどにやって、身体のリハビリというより、日常生活へ戻るためのリハビリみたいなものでした。

が、それはあくまで家の中での話・・・

外に出ると、「病み上がり」の厳しい現実に直面。

退院したのは8月下旬。

外は暑い。

普段でも、日中の外出はしたくない・・・のに、それまで閉じこもっていた反動で、退院の翌々日にランチを食べに外出してしまった私。

無謀でした。

それでも曇りだったので大丈夫と十分ほどの距離を歩いたところ、息もたえだえ・・・当たり前か(笑)

気持ちも身体も元気、食事だって病院でいつも以上の量を食べていたからと思ったのですけど・・

開腹手術からの入院生活で、体力は落ちています。おそらく筋力も落ちて普段通りの距離を歩くだけで、身体がぐったり。

帰りつけないかと思いましたよ!

同じような境遇の方、どうぞ自分が思っている以上にご自愛ください。一週間はごく近所での買い物くらいにしたほうが良いです。

退院から2週間後に健診に行ったのですが、もうその頃にはすっかり回復。まったくの日常生活が送れていました。



卵巣も摘出したフルタイム正社員の友人の場合

自分の手術後に聞いた話ですが、友人が45歳のときに同じ手術を受けていたそうです。

彼女はフルタイム勤務の会社員。

2週間後には完全復帰したと言っていました。

筋腫の大きさは10センチ強でしたが、卵巣の状態が悪く、二つある卵巣の一つを筋腫とともに摘出したそうです。

彼女は8日間の入院+5日間の自宅療養の後、半日出社を二回ほどして、フルタイムに戻していったそうです。

前もってそれだけ休めるよう時期を選び、仕事を整理したそう。

しっかりものの彼女らしいですが、責任ある40代(でなくても)、それくらいの算段は必要ですよね。

普段の体力や手術後の経過によっては、仕事復帰はもっと後にしたいところではありますが、入院も含めて一か月の休暇などなかなか・・・と思ってしまいますよね。

それでも、筋腫の手術はほとんどの場合で緊急性はないから、計画的に手術・入院ができる部類だと思います。

わたし自身の2週間後の診察は全く問題なく、傷口をちらっと見て(印象です)、終わり。

「もう来なくていいからね」の一言で、担当医ともこの病院ともお別れです!

子宮摘出後は楽ラク?!手術の傷は?

幸い私は術後、後遺症もなく過ごしています。むしろ生理が無くなって、その煩わしさが無くなった。お腹がぽっこり出ていたのがすっきりし、くびれも戻った!

なんといっても、筋腫が大きかった分と入院生活で体重が5キロ減った!と良かったことも多いです。

尿漏れもきっぱり治りました。

やはり筋腫が膀胱を圧迫していたのでしょうね(笑)

さらに、退院後しばらくは、便通も良かったので、これも筋腫がなくなったことが関係していると思います。(もともとひどい便秘症のわたし すぐにぶり返し便秘継続中)

ハンドボール大の固まりが無くなれば、お腹の中の他の臓器もせいせいと本来の機能を果たしてくれているのでしょう(笑)

気になる手術の傷ですが、これは筋腫が大きかっただけに、覚悟はしていました。

縦に15センチ 糸ではなく、ホッチキスのような鉤の後が(たぶん)15個。退院した直後は、傷が赤く盛り上がって、鉤を抜いた後は茶色く、かなりグロテスクな様相でした。

その後傷の上の方から赤味と盛り上がりは収まっていき、一年後には上半分はほぼ目立たなくなりました。三年たった今は下の方3センチ位と元の傷の真ん中辺りの3センチくらいがまだ赤く凸がある感じです。

傷の治りは個人の回復力で違いますし、おそらくそれと同じくらい執刀医の腕にも因ると思います。

ちなみに、私は帝王切開でお腹を同じくらいの長さで切られた経験があります。縦、横の切る方向、場所にも因ると思いますが、横に切られた帝王切開の傷はほとんどわからないまでに治りました。お腹の下の方でより目立たない位置なうえ、「ここの先生上手よ~」と看護師さんに言われたように、いつの間にか本人が忘れていたほど。

というわけで、単純には比べられないけど、やっぱり出産のときの先生の方が切り方、縫い方という面では上かな~(笑)

傷跡については、私にとっては笑って話せる程度のことです。

あくまで私にとってはですけどね。



続きは「12 子宮摘出のデメリットと・・・」に続きます

今回は術後のあれこれを書きました。私の場合は幸い大きな問題もなく、わりと復帰も早かったので楽天的に書いています。しかし、もちろん術後、経過の悪い方だっています。

筋腫だけでなく子宮を摘出してしまった場合の副作用、デメリットだってあります。なんといっても大切な臓器ですから。

次回は筋腫日記の最終回。このデメリットとともに、最後ですから、この体験を通じて思ったことなどを書きます。

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筋腫に気付いた時から治療・手術についてを順に書いています
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コメント

  1. 寅実 より:

    はじめまして。
    3月7日に子宮巨大筋腫で開腹全摘しました。
    今日、退院後の診察にきました。
    私は50歳で、戸籍上独身ですが、内縁の夫がいます。

    性生活の事は一切触れられませんでした。
    入院前も後も、触れられた事すらありません。
    もう私には必要ないだろうと思っているのかも。

    でも、やはり聞いておきたかったです…。

    今日の診察では、もう何をしてもいいですよと言われました。
    まさか、SEXもですか?とはとても聞けませんでした。

    3カ月くらいしたらいいのでしょうか?
    とても自分から聞けないです。

    • tallmy より:

      寅実さま コメントを寄せて下さりありがとうございます。
      手術をそろそろ一か月ですか。ようやく落ち着かれたころでしょうか。
      退院後検診も済まされ、「何をやってもいい」との医師からお墨付きをいただいたのですよね。順調な恢復のご様子、良かったですね。わたしなぞ無責任なことはとても言えませんが、医師とのコミュニケーションの難しさはお察し致します。