頭蓋骨に穴を開け血を抜く

「転倒から3か月後の緊急入院と頭の手術」の続きです。

転んで頭を打ったけどすぐに復帰…と思っていたら、3か月後に入院・手術をすることになった夫の災難 2回目です。

スケートで転んでから3か月後、ふらつきが強くなったと頭部CTを撮りに大学病院に。

そのまま入院となりました。

入院セットを持って駆け付けると、ナースステーションの目の前のベッドに。

重病人、監視が必要ってことらしいです。

が、本人は元気。

少し決まりが悪そうではありましたが。

高齢男性に多い硬膜下血腫

わたしが到着すると、すぐに主治医に小部屋に呼ばれました。

頭部CT画像を見せられ、上の方がぼんやり白くなっているのが溜った血、血腫とのこと。

病名は「慢性硬膜下出血」。

慢性というのは転倒から数週間以上経っているから。

三か月前の転倒がきっかけで、脳内で出血したものが脳を被っている硬膜と脳の間に貯まり、これ(血腫)が脳を圧迫することで、頭痛や歩行障害などの症状を起こしている。

まさに夫の症状はそれでした。

また夫にはなかった症状ですが、慢性硬膜下血腫では認知症に似た精神障害がでることもあるそうです。

この「慢性硬膜下出血」、高齢男性に多い病気らしいです。

というのは、加齢による脳萎縮があり硬膜と脳の間に隙間があるとそこに血腫ができるというのです。

「脳萎縮?!」

わたしは病気の説明より、そこに反応して声がでてしまいました(笑)

医者は「50歳以上なら誰でも脳萎縮はあるもので、夫にも年相応の萎縮はありますよ」。

誰もが委縮するとは言えショック。

脳、萎縮しているんだ…

アルツハイマー等とは違うけれど、脳は確実に衰えていくものなのね…

「硬膜外血腫」は高齢男性に多いことから、症状としての精神障害が急にボケが進んだようにみられることも多いそう。

しかも高齢者って若い人より転びやすかったり、既に認知症が出ている人だったら頭をぶつけたことを覚えていないこともありますよね。

だから高齢者で急にボケが進んだ場合はこの慢性硬膜下出血を疑ってみることも必要かもしれません。もしそれが原因だったら、治療が可能な認知症ということですから!

脳の手術と言われると…

硬膜下血腫は経過観察で済んでしまうこともあるそうですが、症状がでていたり血腫が大きい場合には手術でこの血腫を取り除くことになります。

夫の場合も「手術室が空き次第、即手術しましょう!」

軽ーい感じで医者に言われましたが、「頭の手術」と聞くとやはり心配です。

しかし「頭皮を少し切開して、血を抜くだけ」といかにも簡単そうに言う医者。

確かに開頭手術で脳動脈瘤を切除する、なんて大手術をこなしている先生からしたら、ちょこっと穴を開けるくらい、手術のうちにも入らないのかもしれません。

結局夫は翌日手術を受けたのですが、その簡単な手術がとんでもないネタを提供してくれることになりました。

このネタ、おっきいです。

聞いた人は「えー」と顔をしかめ、絶対に体験したくないと言いますが、実際に体験した夫は手術後にさらっと語ってくれただけでした。

わたしには絶対無理と思えるのに!夫は大物と尊敬。

しかし今となると「デリカシーが無いのか」「バカなのか」とも思うのですか(笑)

またまたもったいぶりますが、この話次回に続けます。

「意識のあるまま頭に穴を開ける?!」

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