映画ハナレイベイへ

吉田羊さんが見たくて、映画「ハナレイベイ」へ。

原作は村上春樹の短編小説。

ハワイで息子を亡くしたシングルマザーが、十年間その地に通い続けるというハナシ。

読んだ記憶がないので、小説との比較はできないけれど、映画の展開としては少し不親切だと思います。

生前の息子との関係とか失ってからの十年の来し方とかの説明はあまりない。

たぶん原作もそのあたりは匂わせるだけなんでしょう。

それは省略の美なのか、少なくとも映画は10年目のこの夏の数日間の母の様子にじっくりと時間を割いています。

毎年彼女がかの地で淡々と過ごしてきたこと。

今年に限って起きたこと。

それによってほどけていく感情。

10年目にして動き始める気持ちの変容の表現が、そのまま吉田羊という女優が役の女性として立ち上がっていく様を観ているような気がしました。

羊さん素敵です。

それにしてもイギーポップとジャンキーな栗原類。

わたしにはツボでしたが、村上春樹ファンの女性にはどう映ったんだろう?

気になる(笑)

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